1954-03-04 第19回国会 参議院 通商産業委員会 第16号
従つて私鉄経営の立場からかような電気税その他どの程度最終的に考慮を払われるかは今日より明白ではありませんが、こういう私鉄についての税金関係、この措置について如何ようにお考えになり、今度の閣議決定によりまする内容に対しても具体的にどのようにお考えでございまするか、お伺いしておきたい。
従つて私鉄経営の立場からかような電気税その他どの程度最終的に考慮を払われるかは今日より明白ではありませんが、こういう私鉄についての税金関係、この措置について如何ようにお考えになり、今度の閣議決定によりまする内容に対しても具体的にどのようにお考えでございまするか、お伺いしておきたい。
従つて私鉄のストライキ或いはガスのストライキその他についても、どんどん労調法の三十六条を拡大適用して行く途が開かれて行くだろうと思つております。
従つて私鉄、ガス、水道、鉄鋼等についても、或いは組合が争議制限法を作るかも知れないと思うのであります。 それからこの三年間の時限を切るという問題でありますが、この点は私は反対であります。これを禁止するとすれば期限を付すべきではないと思うのであります。 簡単でありますが……。
従つて私鉄などにおきましても相当の保護を受けておつたのであります。ところが戦後に至りましては、その保護は一切受けられないような状態に相なつております。のみならず国鉄は今までの制度をかえまして、公社制度になつておるのであります。
従つて私鉄の困憊というものはその極に達しておる。これはすでに北海道の拓殖鉄道がやれなくなつてやめた。それからまた今非常に問題になつております京軽鉄道の問題は御承知の通りであります。それでこれが非常に運賃が安いにもかかわらず、一般には安いというような観念は出ておらないのであります。その理由というのは、私ども考えますに、日本における割引運賃の異常なる制度ということに帰せられると思うのであります。
ところが私鉄の五キロ以下という旅客が非常に多いものでありますから、従つて私鉄の近距離については殆んど影響がない、こういう査定の結果結論が出まして、そういう形の運賃値上げなんでありますが、そうした結論で実は閣議に物価庁の方から出まして、いろいろ検討されておつたわけでありますが、まだ実はその決定を見るに至つていない、こういう恰好でございます。